2016 March

 

   
 
 
季節の行事をとても大切にしていた母の作品である「羽子板の歳時記」。小さな 羽子板にその月の行事や季節感が盛り込まれている押し絵作品。羽子板 と言う 小宇宙に母の思いが込められていて、私にとっては「母の歳時記」という宝物。

 

 

 
 
 
季節の行事の中でも母が大好きだった桃の節句、祖母からの小さな一刀彫のお雛 様を飾る。小さいながらに素晴らしい細工で、マットの漆の台座をオー ダーし て飾ってみたらその彫りの美しさが際立つ。 小さな桐の箱の「お家」も可愛らしい。母や祖母を思う素敵な雛祭り。

 

 

 
 
 
快晴で暖かい桃の節句、母のお墓参りに行く。お供えらしくない凛とした雰囲気 にしたいと思い紫と白のお花を選ぶ。お雛様のお菓子も可愛らしく、満 開の梅 の花を眺めつつ静かで心休まる時間が流れる。天国で何をしている・・・?

 

 

 
 
軽井沢に着くと次々に届いたお供えのお花に迎えられる。皆さん母のことを良く ご存知でそれぞれに華やかなアレンジ。爽やかな香りに溢れて何だか森 林浴の ような我が家。美しいお花に囲まれていると気持ちも自然に穏やかになる。爽や かで穏やか・・・そんな人生でありたいもの。

 

 

 
 
ようやくさまざまに整理されてきた最近、母の作品を季節ごとに飾る準備も整い 始める。羽子板、色紙とそれぞれに「歳時記」のように作品が揃う。並 べて見 ると四季折々の花や行事、母が大切にしてきた生活そのもの・・・。飾るお道具 も細やかに揃え、お手入れをする心豊かな時間。

 

 

 
 
 
頂いた大きなアレンジのお花、爽やかな香りと美しさを充分楽しんでから間引く ように小さく活け直す。主人のゼミに卒業生から頂いた一輪挿しに蘭、 凛とし た美しさに気持ちも澄んで行くよう。それにしても「自然の作り出す形」は本当 に美しく、不思議・・・。

 

 

 
 
 
アレンジの中には見たこともないお花もあって間引くのも楽しい。真ん丸なぼん ぼりのような菊、ミニマルな形はお花と言うよりオブジェのよう。小さ な花瓶 をいくつも出して来て家のあちこちに飾るのも可愛らしい。

 

 

   
 
 
某テレビ局に打ち合わせに行くと、こんなキャラクターグッズが。社屋の球体を 模ったクッキーのパッケージにピタッとくっつく子犬、甘えん坊の子犬 が飛ん いるように見えて本当に可愛らしい!あまりの可愛らしさに感動していると社員 の方が買って下さる。とても嬉しい・・・。

 

 

   
 
 
ブルガリアで唯一国際オーガニック認定を受けた薔薇農園の「ダマスクロー ズ」、数ある薔薇の中でも最高級の香りとして世界中から珍重されるこの薔 薇 から作られるローズウォーター、お水に入れて飲む無添加のローズウォーターが 出来る「No−Mu−Ba−Ra」。サプリメントを一切摂らない 私、疲れた 時にはこのローズウォーターの香りでリラックス。美しいSAKURAボンボン も魔法のキャンデイのよう。

 

 

   
 
 
スキーシーズンも終わろうとしている頃、ようやくUVEXのヘルメットが届 く。ドイツらしいきちんとしたデザインとパッケージジング。ジュニアサ イズ とは言えかぶって見るとなかなかの迫力!

 

 

 
 
卒業式のシーズンを迎え我が家は花束で溢れる。まるでおとぎの国で魔法のキャ ンディがブーケになったようなデザインの花束。最近はお花はもちろ ん、木の 実や小さなフルーツもさまざまな品種があって ブーケと言うよりオブジェのよう。お花の香りがサロンいっぱいに広がって、ま た春が巡って来たことを実感する。

 

 

   
 
 
長いお付き合いの大学院生もとうとう卒業、主人と私の名前がローマ字で入った お箸を頂く。ヨーロッパのゼミ旅行でパリの我が家にもいらした事があ る彼ら らしいプレゼントに感激する。パリで和食を頂く時には皆さんを思い出します ね!本当にどうもありがとう・・・。

 

 

 
 
久しぶりにパリに戻るとマルシェには色とりどりの春野菜。カゴいっぱいに盛ら れたロマネスコや紫のカリフラワー、あまりに美しくてお野菜というよ りお花 のブーケのよう・・・。

 

 

 
 
 
mono index パリに戻るとやっぱり楽しみなチーズ。マルシェでは昔ながらに針金のついた道 具で大きな塊を切ってくれる。いろいろな種類を試食させて頂くのも嬉 しく、 毎回違う地方のチーズにトライするのも楽しい。 マルシェはフランスの食文化のディクショナリーのよう・・・。 page top

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